伊藤一彦 No.33/2024年2月2日【如】 はるけしよ如是我聞の世 かはらずに冬銀河照る下に立てれど はるけしよ如是我聞の世 かはらずに冬銀河照る下に立てれど あつこさんの歌、なるほど。裕子さんの... 2024.02.02 伊藤一彦
乃上あつこ No.32/2024年2月1日【式】 うたびとが春を連れ来る如月の式場の上の空の空色 うたびとが春を連れ来る如月の式場の上の空の空色 今日は永田紅さんの若山牧水賞授賞式。歌集『いま... 2024.02.01 乃上あつこ
伊藤一彦 No.31/2024年1月31日【熱】 授賞式より祝賀会より二次会が熱気まさらむ顔紅(こう)にして 授賞式より祝賀会より二次会が熱気まさらむ顔紅こうにして 明日は宮崎市で第二十八回若山牧水賞授章... 2024.01.31 伊藤一彦
久永草太 No.30/2024年1月30日【触れ】 思い出は大変お熱くなっており危険です手を触れないように 思い出は大変お熱くなっており危険です手を触れないように 「思い出補正」というネット発の言葉があ... 2024.01.30 久永草太
乃上あつこ No.29/2024年1月29日【衣・誰】 水流を衣のようにまとわせて誰も触れえぬ女の膚(はだえ) 水流を衣のようにまとわせて誰も触れえぬ女の膚はだえ 伊藤先生の歌の「襯衣」は、中国語(簡体字)... 2024.01.29 乃上あつこ
伊藤一彦 No.28/2024年1月28日【シャツ】 寒き夜に「襯衣(シャツ)」の「襯(しん)」の字書きてをり誰の身を温めむとするか 寒き夜に「襯衣シャツ」の「襯しん」の字書きてをり誰の身を温めむとするか 草太さんの歌から高野公... 2024.01.28 伊藤一彦
久永草太 No.27/2024年1月27日【舞】 踊り子の身体疲れて眠るごと物干し竿からシャツ舞い落ちる 踊り子の身体疲れて眠るごと物干し竿からシャツ舞い落ちる 一昨日の短文で紹介されていた松浦寿輝氏... 2024.01.27 久永草太
乃上あつこ No.26/2024年1月26日【無】 「無」は袖を翻し舞う人と知り虚無はむなしき雨乞いの舞 「無」は袖を翻し舞う人と知り虚無はむなしき雨乞いの舞 「無」という漢字は、意味の割になんだか騒... 2024.01.26 乃上あつこ
伊藤一彦 No.25/2024年1月25日【さんさん】 黄のかくす真白なる身を無となししわかものを視よ惨々たるを 黄のかくす真白なる身を無となししわかものを視よ惨々たるを たかが晩白柚、されど晩白柚。さすが草... 2024.01.25 伊藤一彦