乃上あつこ No.362/2024年12月27日【指先】 指先に棲む十柱の神々を束ねて祈る君のしあわせ 指先に棲む十柱の神々を束ねて祈る君のしあわせ 昨夜は、仕事の後ヨーガニードラというクラスを受け... 2024.12.27 乃上あつこ
久永草太 No.361/2024年12月26日【血】 冬と死が近くてやだな指先を切ったのに血があんまり出ない 冬と死が近くてやだな指先を切ったのに血があんまり出ない 手も足もすっかり生命体を辞めてしまった... 2024.12.26 久永草太
伊藤一彦 No.360/2024年12月25日【苺】 赤ワインがイエスの血ならば苺の赤イエス産みたるマリアの血潮 赤ワインがイエスの血ならば苺の赤イエス産みたるマリアの血潮 今日はクリスマス。イエスといえば、... 2024.12.25 伊藤一彦
乃上あつこ No.359/2024年12月24日【溝】 夜の溝に噴く火のごとく眺めやる苺の一顆ケーキの上の 夜の溝に噴く火のごとく眺めやる苺の一顆ケーキの上の 生クリームの上の苺は、ケーキに華やぎを与え... 2024.12.24 乃上あつこ
久永草太 No.358/2024年12月23日【みずみずし】 野菜室海溝深度一〇〇〇!隊長!みずみずしくないレタスであります! 野菜室海溝深度一〇〇〇!隊長!みずみずしくないレタスであります! 伊藤先生のタレスの歌を、一読... 2024.12.23 久永草太
伊藤一彦 No.357/2024年12月22日【天】 みづみづしき天の体のむねはどこほとはどこぞとあふげるタレス みづみづしき天の体のむねはどこほとはどこぞとあふげるタレス タレスと言えば、西洋哲学の祖であり... 2024.12.22 伊藤一彦
乃上あつこ No.356/2024年12月21日【天】 day and night きみを想えばnight and day天体観測の遠さにいる day and night きみを想えばnight and day天体観測の遠さにいる 今日は... 2024.12.21 乃上あつこ
久永草太 No.355/2024年12月20日【鳴く】 天敵のごとくに我を見つけては鳴くヒヨドリをとっては食わず 天敵のごとくに我を見つけては鳴くヒヨドリをとっては食わず 鹿は病院には来ないので山で見かけるば... 2024.12.20 久永草太
伊藤一彦 No.354/2024年12月19日【鹿】 夜深きにきいんきいんと鳴く鹿の声よかなしも雌雄とふいのち 夜深きにきいんきいんと鳴く鹿の声よかなしも雌雄とふいのち 鹿の声は『万葉集』に詠まれ、その伝統... 2024.12.19 伊藤一彦
乃上あつこ No.353/2024年12月18日【花・月】 花札をおしえてもらう これは月、これは鹿って寄り添いあって 花札をおしえてもらう これは月、これは鹿って寄り添いあって 花札がわからなかったので、夫に聞い... 2024.12.18 乃上あつこ