伊藤一彦

No.68/2024年3月8日【別れ】 別れしも別れられしも人はみなどこにゐたれど銀河系の中

別れしも別れられしも人はみなどこにゐたれど銀河系の中 「ファークライ」に行きたかったが、間に合...
久永草太

No.67/2024年3月7日【ひとしずく】 絞れども絞れどもまだひとしずく落ちてくるなり春の別れは

絞れども絞れどもまだひとしずく落ちてくるなり春の別れは ジャズバー「ファークライ」のマスターが...
乃上あつこ

No.66/2024年3月6日【みなかみ】 ひとしずく 牧水の声がみなかみの渓(たに)ふるわせて生まれおちる歌

ひとしずく 牧水の声がみなかみの渓たにふるわせて生まれおちる歌 昨日の歌の通り、みなかみの魅力...
伊藤一彦

No.65/2024年3月5日【弥生】 みなかみの弥生の雪の見てる夢ごめん私はまだわかってない

みなかみの弥生の雪の見てる夢ごめん私はまだわかってない 群馬県みなかみ町の第7回「若山牧水紀行...
久永草太

No.64/2024年3月4日【弥生】 弥生土器のごとやさしい静かさで花を抱えて立っている人

弥生土器のごとやさしい静かさで花を抱えて立っている人 まさか伊藤先生から「ワンダーネット」とい...
乃上あつこ

No.63/2024年3月3日【脚】 いにしへの夢の湖水に差し入るる弥生の雛の細き両脚

いにしへの夢の湖水に差し入るる弥生の雛の細き両脚 一昨日、昨日と続いて鳥の脚についての歌だった...
伊藤一彦

No.62/2024年3月2日【脚】 凍(こご)えてる脚を羽毛の中の嘴(はし)も脚も一瞬たりとも忘れず

凍こごえてる脚を羽毛の中の嘴はしも脚も一瞬たりとも忘れず 寒冷地では特に鶴などが一本足で立って...
久永草太

No.61/2024年3月1日【支え】 一本の脚を支えに睡るとき鷺が掴んではなさぬ地球

一本の脚を支えに睡るとき鷺が掴んではなさぬ地球 中也の「骨」を読むとき、一本脚で微動だにせず寝...
おしらせ

いちごつみ2月の短歌のふりかえり

今日は2月29日。今年はうるう年でしたね。「短歌でつなぐ365日」というサブタイトルですが「366日じゃん!」と気づい...
伊藤一彦

No.60/2024年2月29日【骨】 身の死にてしまへば「骨(コツ)」だ生きて動く身を支へゐるときは「骨(ほね)」なのに

身の死にてしまへば「骨コツ」だ生きて動く身を支へゐるときは「骨ほね」なのに 「骨(コツ)」を広...
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