No.258/2024年9月14日【颯爽】 ギンヤンマ颯爽と飛んでもう見えずあんな感じで〆切は去る

久永草太

〆切、この俊敏なるもの。捕らえがたきもの。心の花宮崎歌会の詠草の〆切が明日15日に迫っていて、いつもこのくらいギリギリになって思い出す。もしくは思い出すことなく寝てしまって詠草係のみなさまに多大なるご迷惑とお手間をかけてしまう。詠草係の方、もし見てくださっていたら、いつもいつもごめんなさい。いい歌を出して褒められたいくせに、こう慌てて作りろくな推敲もなさずに提出するのだから、自業自得も甚だしい。ああ願わくはトンボたちのように颯爽と生きたい!

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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