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くじらさん
お誕生日特別企画! 9月12日、伊藤一彦の誕生日をお祝いして、「前の歌」と「伊藤一彦」の文字列から一語ずつ摘む「二語摘み」にみんなで挑戦します。
ゲウカウといふ藤の樹は風もらひ水を得て日に言の葉照らす
なんと八十一歳になりました。同年の友がすでに世を去ったり、デイサービスに通ったりする中で、おかげで私は元気に活動している。感謝の他はない。ゲウカウ、すなわち僥倖というべきと思う。みなさん。ありがとう。短歌の神様にも感謝だ。短歌はピリッチュアルなパワーをくれる。今日の歌は大いなる感謝と自祝のつもりである。この「いちごつみ」、おおみそかまでがんばりたい。
作者/伊藤一彦(いとうかずひこ)
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1943年、宮崎市生まれ。「心の花」会員。「現代短歌 南の会」代表。若山牧水記念文学館長。読売文学賞、寺山修司短歌賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞など受賞多数。
コメント
伊藤一彦先生、お誕生日おめでとうございます。
わたしは、十数年前、伊藤先生に産経新聞や毎日新聞で掲載していただいたことを契機に、他結社ですが、入会することができました。まだ、細々とですが、短歌を続けております。先生のコメントが私に自信を与えてくれました。先生は、わたしの短歌の恩人です。
今後の益々のご活躍をお祈り致しております。