No.232/2024年8月19日【舌】 さてもさてもよい酒じゃあと呑み干して打ちたし萬斎の舌鼓を

久永草太

大森さんおすすめの伏見の酒〈蒼空〉、いつかぜひ飲んでみたい。先週はお盆もあって、様々な人と酒を酌み交わしたが、美味しそうに呑む人と一緒だと、まして美味しく感じられる。狂言で野村萬斎を見たとき(棒縛だったと思う)、その飲みっぷりと、飲んだ後の舌鼓の爽快なことを思い出す。あんなにして飲めたら、どれだけ周りの人をも幸せにするだろうと思う。

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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