流星を日向に降らす言の葉の一枚ずつに触れてみたくて
今日から開催される牧水・短歌甲子園を、私は毎年YouTubeで観戦している。瑞々しい感性によって詠まれた短歌と、想いを込めて発表し批評する姿に感動する。高校生たちの言葉が流星を降らすのか、牧水生誕の地日向が彼らのきらきらした言葉を引き出すのか、この二日間言葉の輝きに触れていたい。
作者/乃上あつこ(のがみあつこ)
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1976年、横浜市生まれ。東京女子大学文理学部卒。中国留学を経て現在は銀座の美容施設に勤務。2014年から短歌を始め、第三十一回玲瓏賞受賞。現在は玲瓏、現代短歌南の会「梁」、牧水研究会に所属。
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