No.173/2024年6月21日【追い】 太陽に追い詰められて夏至ついに夜空の逆襲劇がはじまる

久永草太

夏至である。一年で最も昼が長い日、最も夜が短い日である。宮崎くらい西になると、午後八時でもまだ空に明るさが残る。昔の人はどうやって今日この日が夏至であると特定したのだろう。明日から次は夜が少しずつ長くなり始める。

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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