No.91/2024年3月31日【霞】 春霞食う仙人の潤いを羨みており喉風邪ひいて

久永草太

久々に風邪を引いて、午前中丸々寝ていた。伊藤先生から、四月の「いちごつみ」の打合せの電話が来て起きる。伊藤先生の声はいつも潤っていて、電話越しでもよく響く。霞でも食っているのか、はたまたお酒が潤滑剤になっているのか、羨ましい限りだ。季節の変わり目、みなさまもご自愛くださいませ。

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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