No.25/2024年1月25日【さんさん】 黄のかくす真白なる身を無となししわかものを視よ惨々たるを

伊藤一彦

たかが晩白柚、されど晩白柚。さすが草太さんだ。彼は短文の方では、「虚無」の語を使っていた。「文學界」1月号の松浦寿輝氏のエッセイが歌人岡井隆を「虚無」のキーワードで語っていいたのを思い出す。ejaculationにいたる話。

作者/伊藤一彦(いとうかずひこ)

1943年、宮崎市生まれ。「心の花」会員。「現代短歌 南の会」代表。若山牧水記念文学館長。読売文学賞、寺山修司短歌賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞など受賞多数。

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