No.399/2025年2月2日【最長】 ふりむけば五メートルもの自分なり最長のアミメニシキヘビなら

今日の短歌

世界最長の蛇は、ただいまのところアミメニシキヘビだという。標準体型で4~5メートル、なかには10メートル近いものもいるという。インドや東南アジアの熱帯雨林に生息。泳ぎが得意で木登りもするらしい。そんな長い体をどんなふうにコントロールするのだろうか。なにより、振り向いたときに5メートルも自分が続くって、どんな気持ちだろう。あ、蛇は振り向かないのか。今年は巳年だって、蛇たちは知らない。

作者/小島ゆかり(こじまゆかり)

1956年、愛知県生まれ。「コスモス」代表。短歌甲子園(盛岡)特別審査員、高校生万葉短歌バトル(高岡)判者。若山牧水賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞など。

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