No.397/2025年1月31日【旅人】 寒き日の旅人たちをあたためて風は止むべし日はそそぐべし

久永草太

昨日は若山牧水賞授賞式。受賞者の大辻隆弘さん、高山邦男さんにもお会いできた。今日お二人は延岡で講演会とのこと。昨日今日と、南国宮崎はご期待に背く最低気温0℃である。寒さの中の旅行きになりそうで、なんだか勝手に申し訳なくなる。お二人とも宮崎を心行くまで楽しんでほしいが、旅疲れが出ぬよう、ご健康に気を付けて欲しい。体をあたためるなら、「日はそそぐべし」より酒を注いだ方がいいだろうか。

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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