No.364/2024年12月29日【終わり】 一年は終われど一生(ひとよ)はつづくからこの肉の日も我は戦う

久永草太

今年最後のバトンが回って来た。今年最後の肉の日(29日)も来た。さすが最後とだけあってチラシも盛り上がっており、今日はついでに年末年始分の食材を買い込んでおこうか、などと計画する。餅米を買わなきゃ。ずっとボロボロだった風呂掃除用ブラシも今年中に買い替えたい。そうだこの際壊れたテレビもいっそ……とかさむ出費は、2025年になっても続いてゆく人生のための出費ばかりだ。人生は続くし出費も続く。せめてお肉を安く買いたいな、と思う。みなさん、よいお年を!

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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