No.304/2024年10月30日【まち】 ジョウビタキ初認せりこのまちにもう冬が来るって本当ですか

久永草太

先週金曜日の10月25日、今シーズンのジョウビタキを初認。家の周りを「ヒッヒッ、カッカッ」と鳴いて飛び回っている。お腹が焚き火のような橙色でよく目立つ。ジョウビタキは冬鳥で、夏はチベットや中国、ロシアなどで繁殖し、越冬しに日本列島へ渡ってくる。小さな体ですごいと思う。その渡って来て初めて見聞きした日を初認日として記録するのが鳥好きの通例で、この日を境に冬が始まるのを予感するのである。にしてはまだあたたかいな、今年は。

作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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