今日の短歌 No.329/2024年11月24日【朝】 瑕(きず)のない朝の光が射している もう川に立つ鷺のあたまに 瑕きずのない朝の光が射している もう川に立つ鷺のあたまに 地球温暖化は、ある限界を超えると、も... 2024.11.24 今日の短歌吉川宏志
吉川宏志 No.322/2024年11月17日【牙】 かつて牙なりし尖りを指に撫づ 卑弥呼もここで糸を切りしや かつて牙なりし尖りを指に撫づ 卑弥呼もここで糸を切りしや 更科功の『絶滅の人類史』を読む。類人... 2024.11.17 吉川宏志
吉川宏志 No.315/2024年11月10日【柱】 人柱ありし世を思いわが家近く暮らしし尹東柱(ユンドンジュ)をおもいおり 人柱ありし世を思いわが家近く暮らしし尹東柱(ユンドンジュ)をおもいおり 尹東柱は治安維持法によ... 2024.11.10 吉川宏志
吉川宏志 No.308/2024年11月3日【銀】 百年なんてちょろいものよとあおぞらに呑まれながらに大銀杏(おおいちょう)立つ 百年なんてちょろいものよとあおぞらに呑まれながらに大銀杏おおいちょう立つ 先日、宮崎市に帰った... 2024.11.03 吉川宏志
吉川宏志 No.301/2024年10月27日【談合】 談合は悪やない、無駄な争いが無(の)うなる、とN社長言いにき 談合は悪やない、無駄な争いが無のうなる、とN社長言いにき ○○市からの仕事を、地元の数社で入札... 2024.10.27 吉川宏志
吉川宏志 No.294/2024年10月20日【交差点】 交差点というが点ではない、面だ 赤い光を溶かしゆく雨 交差点というが点ではない、面だ 赤い光を溶かしゆく雨 十月が終わる頃、宮崎市には「神武さま」(... 2024.10.20 吉川宏志
吉川宏志 No.287/2024年10月13日【琵琶湖】 轟ける万の花火を映し終え琵琶湖は暗き水面(みなも)に戻る 轟ける万の花火を映し終え琵琶湖は暗き水面みなもに戻る びわ湖大花火大会は、子どもが幼いころ、一... 2024.10.13 吉川宏志
おしらせ 【おしらせ】特別ゲストのバトンタッチと10月のおしらせ 9月がいつのまにか終わっていました。彼岸花がいたるところで咲いていますね。 遅くなりましたが、特別ゲストのバトン... 2024.10.06 おしらせ
今日の短歌 No.280/2024年10月6日【根国】 根の国へ闇をくだりしスサノオは母に会いしか火を生みし母に 根の国へ闇をくだりしスサノオは母に会いしか火を生みし母に 伊藤一彦さんの歌の「根国」とは、『... 2024.10.06 今日の短歌吉川宏志