久永草太

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No.286/2024年10月12日【半濁】 旅行きは半濁音の明るさでぱたぱた琵琶湖疏水を歩く

旅行きは半濁音の明るさでぱたぱた琵琶湖疏水を歩く 今日午後は心の花京都歌会の300回記念歌会に...
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No.283/2024年10月9日【敵】 素敵とう言葉の中に敵がいてひと褒めるとき法螺貝を吹く

素敵とう言葉の中に敵がいてひと褒めるとき法螺貝を吹く 「素敵」というのは当て字だそうで、「敵」...
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No.277/2024年10月3日【セロファン】 じいちゃんの鼻歌みたい始まりがどこかわからんセロファンテープ

じいちゃんの鼻歌みたい始まりがどこかわからんセロファンテープ 生まれ育った時代が違うので、当然...
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No.270/2024年9月26日【すけべ】 寝汗のシャツをガバリと脱げば心地良し助兵衛な風に背を撫でさせる

寝汗のシャツをガバリと脱げば心地良し助兵衛な風に背を撫でさせる 夜はずいぶん過ごしやすい気温に...
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No.267/2024年9月23日【動脈】 股動脈とくとくふれてこの犬の麻酔深度を深めゆく午後

股動脈とくとくふれてこの犬の麻酔深度を深めゆく午後 麻酔中は、心電図だけでなく、実際に動物に触...
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No.264/2024年9月20日【錆びて】 赤錆びてゆく塩入れの留め金具 残暑かくまで身にこたえいつ

赤錆びてゆく塩入れの留め金具 残暑かくまで身にこたえいつ うちは塩も砂糖もおんなじ見た目の瓶に...
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No.261/2024年9月17日【のぼる】 あまりにも我ら見上げてくるからに十五夜知るや今日のぼる月

あまりにも我ら見上げてくるからに十五夜知るや今日のぼる月 今年は中秋の名月と牧水忌とが重なった...
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No.258/2024年9月14日【颯爽】 ギンヤンマ颯爽と飛んでもう見えずあんな感じで〆切は去る

ギンヤンマ颯爽と飛んでもう見えずあんな感じで〆切は去る 〆切、この俊敏なるもの。捕らえがたきも...
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No.255/2024年9月11日【抱】 ひかりかぜあふれる秋よ藤棚に抱かれてあなたもわたしもまだら

くじらさん お誕生日特別企画! 9月12日、伊藤一彦の誕生日をお祝いして、「前の歌」と「伊藤一彦」の文字列から一語ずつ...
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No.249/2024年9月5日【背】 猫舌で猫背ながらも人間をやっておりますハマチください

猫舌で猫背ながらも人間をやっておりますハマチください 寿司を食べたい欲求が先週から高まってきて...
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