久永草太 No.255/2024年9月11日【抱】 ひかりかぜあふれる秋よ藤棚に抱かれてあなたもわたしもまだら くじらさん お誕生日特別企画! 9月12日、伊藤一彦の誕生日をお祝いして、「前の歌」と「伊藤一彦」の文字列から一語ずつ... 2024.09.11 久永草太
乃上あつこ No.254/2024年9月10日【夜】 星々のたまごを抱いてあたためる夜空は母親、見上げるみんなの 星々のたまごを抱いてあたためる夜空は母親、見上げるみんなの 伊藤先生の昨日の歌「わたしこそ死の... 2024.09.10 乃上あつこ
伊藤一彦 No.253/2024年9月9日【黒・白】 「わたしこそ死のいろなのよ」黒も白もゆづらねば赤が黙れと秋夜ふけゆく 「わたしこそ死のいろなのよ」黒も白もゆづらねば赤が黙れと秋夜ふけゆく 切羽詰まってこんな歌でき... 2024.09.09 伊藤一彦
大森静佳 No.252/2024年9月8日【こまかく】 黒鍵と白鍵こまかくふるえつつ鱗のごとしあなたのゆびに 黒鍵と白鍵こまかくふるえつつ鱗のごとしあなたのゆびに きのうの午後は、ピアニストで歌人でもある... 2024.09.08 大森静佳
乃上あつこ No.251/2024年9月7日【秋】 水が水の薄皮剥いで落ちる朝 秋の光はこまかく揺れて 水が水の薄皮剥いで落ちる朝 秋の光はこまかく揺れて やっと涼しくなってきた。快適な温度にまで下... 2024.09.07 乃上あつこ
伊藤一彦 No.250/2024年9月6日【舌】 舌ごころ見抜かれゐたるあやふさに動悸するかな初秋(はつあき)の夜 短歌舌ごころ見抜かれゐたるあやふさに動悸するかな初秋はつあきの夜 この数年、宮崎県は台風も来ず... 2024.09.06 伊藤一彦
久永草太 No.249/2024年9月5日【背】 猫舌で猫背ながらも人間をやっておりますハマチください 猫舌で猫背ながらも人間をやっておりますハマチください 寿司を食べたい欲求が先週から高まってきて... 2024.09.05 久永草太
乃上あつこ No.248/2024年9月4日【筑紫】 筑紫次郎 流れる川の君の背に手紙のような秋の陽がさす 筑紫次郎 流れる川の君の背に手紙のような秋の陽がさす 筑後川は筑紫次郎の異名を持つ。それゆえ男... 2024.09.04 乃上あつこ
伊藤一彦 No.247/2024年9月3日【尽くし】 尽くしくれし筑紫(つくし)のをみな歌ひたる水城の旅人はるけしや、否 尽くしくれし筑紫つくしのをみな歌ひたる水城の旅人はるけしや、否 9月1日の太宰府市での「筑紫歌... 2024.09.03 伊藤一彦
久永草太 No.246/2024年9月2日【痩せ】 吸い尽くす野菜ジュースの紙パック痩せてゆくとき身体はしずか 吸い尽くす野菜ジュースの紙パック痩せてゆくとき身体はしずか なんだか最近人に会うたびに「痩せた... 2024.09.02 久永草太