2024-06

乃上あつこ

No.162/2024年6月10日【薄・さくら】 同義語はパンダかもしれず薄紅のヴェールを剥げば無糖のさくら

同義語はパンダかもしれず薄紅のヴェールを剥げば無糖のさくら 桜は春の販促物かのように、ピンクの...
福山ろか

No.161/2024年6月9日【いろ】 川沿いに続く桜のいったいのうすずみいろに昏れていたりき

川沿いに続く桜のいったいのうすずみいろに昏れていたりき ソメイヨシノの花びらはかなり色が薄いん...
伊藤一彦

No.160/2024年6月8日【かぼちゃ】 いっちゃがという日向弁 色黒き日向かぼちゃが言うとき色気

いっちゃがという日向弁 色黒き日向かぼちゃが言うとき色気 あつこさんの「瓜」の一語をつんで生か...
乃上あつこ

No.159/2024年6月7日【瓜】 南瓜とう言葉かわゆく響くなりおもちゃのチャチャチャかぼちゃのチャチャチャ

南瓜とう言葉かわゆく響くなりおもちゃのチャチャチャかぼちゃのチャチャチャ 中国出身の友人に言わ...
久永草太

No.158/2024年6月6日【いくつ】 一本の胡瓜叩きて耐え切れず今宵生まれる宝石いくつ

一本の胡瓜叩きて耐え切れず今宵生まれる宝石いくつ 叩く、ということに興味がある。おっと大変な誤...
伊藤一彦

No.157/2024年6月5日【メールアドレス】 ケイタイの番号もメールアドレスもいくつももつ人 戒名はいくつ

ケイタイの番号もメールアドレスもいくつももつ人 戒名はいくつ ケイタイを二つ以上もっている人が...
おしらせ

いちごつみ5月の短歌ふりかえり

6月に突入しました。一年も折り返し地点まであと少しですね。俵万智さんをゲストに迎えての二か月間も終わりました。5月の歌...
乃上あつこ

No.156/2024年6月4日【一生・持】 一生にメールアドレスいくつ持つ@(アットマーク)の閉じない眼(まなこ)

一生にメールアドレスいくつ持つ@アットマークの閉じない眼まなこ 魚類には瞼がないが、@(アット...
久永草太

No.155/2024年6月3日【まな】 まなぶたを持たぬメダカに一生(ひとよ)とは一秒をさえ途切れぬ映画

まなぶたを持たぬメダカに一生ひとよとは一秒をさえ途切れぬ映画 メダカ、というか、魚類全般に瞼が...
おしらせ

【おしらせ】特別ゲストのバトンタッチと6月のおしらせ

6月になりましたね。梅雨がくるまであと少しでしょうか。 少し遅れましたが、特別ゲストのバトンタッチと、6月につい...
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