2024-03

久永草太

No.82/2024年3月22日【拡張】 拡張子消えてしまって開けないファイルのようなあの曲のサビ

拡張子消えてしまって開けないファイルのようなあの曲のサビ もうここまで出かかっているのだが、思...
乃上あつこ

No.81/2024年3月21日【身】 身体の拡張のごとく活字あり深淵に浮かぶイッキャクノイス(一脚の椅子)

身体の拡張のごとく活字あり深淵に浮かぶイッキャクノイス一脚の椅子 マクルーハンの『グーテンベル...
伊藤一彦

No.80/2024年3月20日【ひらがな】 ひらがなのあはさあやふさに身と心まかせ緋色の村木道彦

ひらがなのあはさあやふさに身と心まかせ緋色の村木道彦 村木道彦氏が3月3日に81歳で亡くなった...
久永草太

No.79/2024年3月19日【ひらがな】 ひらがなを書くのが苦手「ふ」が苦手どれも不服に顔そむけおり

ひらがなを書くのが苦手「ふ」が苦手どれも不服に顔そむけおり 小生、生まれながらの悪筆につき、文...
乃上あつこ

No.78/2024年3月18日【母】 ひらがなの淡き光の進軍が母の手紙につくるひだまり

ひらがなの淡き光の進軍が母の手紙につくるひだまり 母の書く字はとてもやさしい。特にひらがなで書...
伊藤一彦

No.77/2024年3月17日【母】 カラフルなケーキのちらし壁に貼りにらんでゐたる百歳の母

カラフルなケーキのちらし壁に貼りにらんでゐたる百歳の母 母は甘い物が大好きで、そのためか糖尿病...
久永草太

No.76/2024年3月16日【島】 泳ぎ着きし小島のように祖母がいて改札口で我を迎える

泳ぎ着きし小島のように祖母がいて改札口で我を迎える 飛行機で伊丹空港へ、そこからリムジンバスと...
乃上あつこ

No.75/2024年3月15日【ちくちく】 ちくちくと言葉の諸島を縫い合わせひと針ごとに浴びる陽光

ちくちくと言葉の諸島を縫い合わせひと針ごとに浴びる陽光 短歌には、言葉と言葉を組み合わせ組み替...
伊藤一彦

No.74/2024年3月14日【築】 築三百万年の宮崎平野に住む築八十年の我はちくちく

築三百万年の宮崎平野に住む築八十年の我はちくちく 26歳の草太さんの「築二十六年」の表現が面白...
久永草太

No.73/2024年3月13日【立】 築二十六年せまる我が脊柱立っていられぬ揺れまだ知らず

築二十六年せまる我が脊柱立っていられぬ揺れまだ知らず 震度6強以上の揺れで、人間は立つことがで...
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